リフォーム上手
- 2017/08/12
- 09:13
オッス、オラ竹の字!(`Д´)ノ
昨夜寝付く前にぼんやり考えていたことをぜひブログに書こうと思い、出勤早々パソコンに向かいました。
今回はリフォーム上手になるにはどうすればいいのか?というお題目です。
『形あるものは全て寿命がある』というのは正にその通りであり、住宅も早かれ遅かれ傷んできます。
ですからQOL(quality of lifeの略=生活の質)が下がる前に改修をしながら住んでいかないといけません。
戦時中や戦後間もなくの時代を知るご高齢者なんかは『住めればいいよ』とよくおっしゃいますが、今はそういう時代ではありません。
物に溢れ価格は下がり、『良い物を安く買う』時代となったのです。
ただ住宅の維持費に全てを注ぎ込んでしまうことはできませんので、上手にリフォームをしたいところですよね。
では上手にリフォームをするにはどうすればいいのか?
竹の字が考えるポイントをいくつか紹介します。
①商品を良く知る
これは簡単に言えば、お客さんも勉強しろってことです!(ゴメンナサイ)
営業をしていて常に思うのが、お客さんが何を望むのかをくみ取るのに非常に骨が折れます。
竹の字はヒマなのでお客さんが思う漠然としたイメージから具体的な商品へと具現化して提案しますが、大手のリフォーム会社の営業なんかはとても忙しく、そんなお客さんのぼんやりとした思いはくみ取られないことが多いです。
たとえばキッチンのリフォームの際に、あるオプションを付ければお客さんは圧倒的に調理が楽になるとします。
もしお客さんがそのオプションを知っていたとしたら、営業に追加するよう言えば済む話ですね。(ホームセンターや家電量販店などのリフォームはパック商品のためオプションを付けられない場合があります)
ではお客さんがそのオプションを知らない場合は。
『~が大変なの』とか『~になったら』など抽象的でも要望を営業に伝え、営業がそのオプションにつなげてくれたらOKです。
もし何も言わない場合は当然ですがオプションは付かず標準仕様となってしまいますね。
つまるところ、営業は単なる見積もりマシーンなのではなく、お客さんのイメージを具現化する変換機の役割を果たしているわけで、その変換機に入力する情報はより具体的な方が望ましいわけです。
ですからお客さんも可能な限りカタログなどを読み、自身の要望に合う物を探すという手間を惜しんではいけないのです。
②夢プランも作る
これは現実的な内容の見積もりだけではなく、とにかく理想を追求した見積もりも一緒に作ってもらうということです。
見積りの段階から費用を気にしてあれもいらない、これもいらないと言うのではなく、とりあえず費用度外視の見積もりを作ってもらいましょう。
良いもの=高価
とは限らないのです。
良いものと言っても人によってそれは変わりますし、あと『100円でグレードアップできますけどどうします?』と聞かれたらおそらくみなさんは喜んで100円払うでしょう。
要は、はなから良いものは高いという先入観で理想を諦めるのではなく、とりあえずいくらなのかを知ることが大事なのです。
理想の金額を知って、そこで諦めるのか追うのかを決めましょう。
③相見積もりを取る
これは竹の字が口酸っぱく言っていることですね。
相見積もりは相場を知る意味でとても重要ですが、それ以外にも意味があります。
それはリフォームの内容の比較です。
たとえばユニットバス交換の工事をした際にお風呂の入口周りの復旧をしなければなりませんが、これ1つとっても業者によって使う材料や納め方など様々です。
価格重視でL型のアングルを使い、いかにも『リフォーム後です』というような納まりにするのか、周りの建具の色と合わせて窓枠を使いナチュラルに仕上げるのか、樹脂の枠を使い水濡れに強く仕上げるのか。
これらの選択肢があるということを業者はお客さんにいちいち言いません。
なぜならこのレベルのことを聞いていたら全体では膨大な数の質問になるからです。
ちなみにこのケースで竹の字だったら、お客さんとの会話の中でなんとなく察し、どの選択肢にするのかを決めます。
営業はよく『ご不明な点がありましたら遠慮なくお聞きください』と言いますが、お客さんの立場からしたら聞きたいことが何かすら分からないわけで、上に書いたような質問がお客さんから出ることはまずないのです。
ですから相見積もりを取り、その内容(使う材料や工法など)をしっかりと精査し、1番良いと思う方法を選択することが大事です。(材料や工法が明記されておらず一式となっている見積書は論外)
④タイミングを図る
例えばエアコンの交換工事にかかる工事費というのは、いつ工事をしても基本的に一律です。
ですがリフォーム工事は違います。
厳密にいうとそれ単体で工事をする場合と、他の工事も同時にする場合とで差が出る場合があるということです。
当然ですが単体工事の方が割高になります。
これには理由があり、工事費は職人の人件費であり、大抵の場合が1日いくらという形となります。
半日ちょっとで終わる工事は1日分、まる1日かかる工事も1日分。
小さい工事を単体でするのは少しもったいないですね。
また建築資材もケース単位となっており、例えばですが4畳半の部屋2つにフローリングを張る場合に、それぞれ1部屋ずつ別々に工事した場合は3ケース+3ケースで合計6ケース必要となります。
ところが同時に2部屋工事する場合は5ケースで済みます。
材料代にも関係してくるのが分かりますね。
あと二度手間を避けるという意味もあります。
例えばお風呂の工事を最初に行い、その1年後に脱衣場の内装替えをしたケース。
お風呂の付帯工事で入口面のクロスは貼り替えてますが、後にまた内装替えをすることで貼ったばかりのクロスをまた貼り直すことになってしまいます。
これは無駄以外のなにものでもないですね。
目前に迫っているリフォーム箇所だけではなく、その周囲も近いうちに改修する予定なのであれば、時期を調整して同時に行い施工費の節約をすることが大事です。
以上の4つが、後悔しないリフォームをするのに必要なポイントだと竹の字は考えます。
リフォーム工事は一生の間でそう何度もすることではないのと、するにはかなりの費用がかかることを考えますと、素人だからと諦めずにお客さんもすこ~しだけ努力をして、満足のいくリフォームができることを竹の字は願ってやまないですヾ(*´∀`*)デハマタ
昨夜寝付く前にぼんやり考えていたことをぜひブログに書こうと思い、出勤早々パソコンに向かいました。
今回はリフォーム上手になるにはどうすればいいのか?というお題目です。
『形あるものは全て寿命がある』というのは正にその通りであり、住宅も早かれ遅かれ傷んできます。
ですからQOL(quality of lifeの略=生活の質)が下がる前に改修をしながら住んでいかないといけません。
戦時中や戦後間もなくの時代を知るご高齢者なんかは『住めればいいよ』とよくおっしゃいますが、今はそういう時代ではありません。
物に溢れ価格は下がり、『良い物を安く買う』時代となったのです。
ただ住宅の維持費に全てを注ぎ込んでしまうことはできませんので、上手にリフォームをしたいところですよね。
では上手にリフォームをするにはどうすればいいのか?
竹の字が考えるポイントをいくつか紹介します。
①商品を良く知る
これは簡単に言えば、お客さんも勉強しろってことです!(ゴメンナサイ)
営業をしていて常に思うのが、お客さんが何を望むのかをくみ取るのに非常に骨が折れます。
竹の字はヒマなのでお客さんが思う漠然としたイメージから具体的な商品へと具現化して提案しますが、大手のリフォーム会社の営業なんかはとても忙しく、そんなお客さんのぼんやりとした思いはくみ取られないことが多いです。
たとえばキッチンのリフォームの際に、あるオプションを付ければお客さんは圧倒的に調理が楽になるとします。
もしお客さんがそのオプションを知っていたとしたら、営業に追加するよう言えば済む話ですね。(ホームセンターや家電量販店などのリフォームはパック商品のためオプションを付けられない場合があります)
ではお客さんがそのオプションを知らない場合は。
『~が大変なの』とか『~になったら』など抽象的でも要望を営業に伝え、営業がそのオプションにつなげてくれたらOKです。
もし何も言わない場合は当然ですがオプションは付かず標準仕様となってしまいますね。
つまるところ、営業は単なる見積もりマシーンなのではなく、お客さんのイメージを具現化する変換機の役割を果たしているわけで、その変換機に入力する情報はより具体的な方が望ましいわけです。
ですからお客さんも可能な限りカタログなどを読み、自身の要望に合う物を探すという手間を惜しんではいけないのです。
②夢プランも作る
これは現実的な内容の見積もりだけではなく、とにかく理想を追求した見積もりも一緒に作ってもらうということです。
見積りの段階から費用を気にしてあれもいらない、これもいらないと言うのではなく、とりあえず費用度外視の見積もりを作ってもらいましょう。
良いもの=高価
とは限らないのです。
良いものと言っても人によってそれは変わりますし、あと『100円でグレードアップできますけどどうします?』と聞かれたらおそらくみなさんは喜んで100円払うでしょう。
要は、はなから良いものは高いという先入観で理想を諦めるのではなく、とりあえずいくらなのかを知ることが大事なのです。
理想の金額を知って、そこで諦めるのか追うのかを決めましょう。
③相見積もりを取る
これは竹の字が口酸っぱく言っていることですね。
相見積もりは相場を知る意味でとても重要ですが、それ以外にも意味があります。
それはリフォームの内容の比較です。
たとえばユニットバス交換の工事をした際にお風呂の入口周りの復旧をしなければなりませんが、これ1つとっても業者によって使う材料や納め方など様々です。
価格重視でL型のアングルを使い、いかにも『リフォーム後です』というような納まりにするのか、周りの建具の色と合わせて窓枠を使いナチュラルに仕上げるのか、樹脂の枠を使い水濡れに強く仕上げるのか。
これらの選択肢があるということを業者はお客さんにいちいち言いません。
なぜならこのレベルのことを聞いていたら全体では膨大な数の質問になるからです。
ちなみにこのケースで竹の字だったら、お客さんとの会話の中でなんとなく察し、どの選択肢にするのかを決めます。
営業はよく『ご不明な点がありましたら遠慮なくお聞きください』と言いますが、お客さんの立場からしたら聞きたいことが何かすら分からないわけで、上に書いたような質問がお客さんから出ることはまずないのです。
ですから相見積もりを取り、その内容(使う材料や工法など)をしっかりと精査し、1番良いと思う方法を選択することが大事です。(材料や工法が明記されておらず一式となっている見積書は論外)
④タイミングを図る
例えばエアコンの交換工事にかかる工事費というのは、いつ工事をしても基本的に一律です。
ですがリフォーム工事は違います。
厳密にいうとそれ単体で工事をする場合と、他の工事も同時にする場合とで差が出る場合があるということです。
当然ですが単体工事の方が割高になります。
これには理由があり、工事費は職人の人件費であり、大抵の場合が1日いくらという形となります。
半日ちょっとで終わる工事は1日分、まる1日かかる工事も1日分。
小さい工事を単体でするのは少しもったいないですね。
また建築資材もケース単位となっており、例えばですが4畳半の部屋2つにフローリングを張る場合に、それぞれ1部屋ずつ別々に工事した場合は3ケース+3ケースで合計6ケース必要となります。
ところが同時に2部屋工事する場合は5ケースで済みます。
材料代にも関係してくるのが分かりますね。
あと二度手間を避けるという意味もあります。
例えばお風呂の工事を最初に行い、その1年後に脱衣場の内装替えをしたケース。
お風呂の付帯工事で入口面のクロスは貼り替えてますが、後にまた内装替えをすることで貼ったばかりのクロスをまた貼り直すことになってしまいます。
これは無駄以外のなにものでもないですね。
目前に迫っているリフォーム箇所だけではなく、その周囲も近いうちに改修する予定なのであれば、時期を調整して同時に行い施工費の節約をすることが大事です。
以上の4つが、後悔しないリフォームをするのに必要なポイントだと竹の字は考えます。
リフォーム工事は一生の間でそう何度もすることではないのと、するにはかなりの費用がかかることを考えますと、素人だからと諦めずにお客さんもすこ~しだけ努力をして、満足のいくリフォームができることを竹の字は願ってやまないですヾ(*´∀`*)デハマタ